自家製梅酒づくり

蔵のある青梅市でも梅の木には小さな実が増えてきています。6月に入ると香り良く瑞々しい青梅がスーパーなどにも出回り『梅酒セット』のようなものも並びはじめます。
今年も梅酒を作る季節がやって来ました!
通常、梅酒はホワイトリカーや焼酎など蒸留酒を使って作る事が多いですが、今回は澤乃井の梅酒にしたらおいしい原酒という日本酒を使って、初めての方でも簡単な自家製梅酒の作り方をご紹介いたします!

梅酒の材料

・青梅 1kg
・氷砂糖 400g~500g(お好みで金平糖を入れると見た目も綺麗です)
梅酒にしたらおいしい原酒 1.8ℓ

※梅以外の物を漬ける場合は省令で定める物品に限られ、ブドウ、やまぶどう、穀物(米・麦・あわ・とうもろこしなど)は使用不可となっています。

梅酒の作り方

 

 1,青梅は事前に布巾等で拭くか水洗いし、つまようじ等でヘタやを取っておきましょう。また、瓶に入れる前にしっかりと水気をふき取るのもおいしい梅酒を作るコツの一つです!

2,洗って乾燥させた広口瓶(4Lがおすすめ)に、梅→氷砂糖の順番で容器に投入します。そして、ここで登場するのが『梅酒にしたらおいしい原酒』です。このお酒を静かに容器に注ぎゆっくりとかき混ぜます。

3,冷暗所に保存し、1ヶ月ほどでお飲みいただけるようになります!

1回くらい容器を揺らして糖分を均一にすると良いです。早めに飲むと梅の爽やかな香りがお楽しみいただけます。時間が経つと梅の酸味や深みが増していきます。

日本酒はエキス分を多く含むので、蒸留酒の梅酒より砂糖が控えめで作れるので、さっぱりとして旨みのあるまろやかな味わいになります。

酒税法上の決まりで、ご家庭で梅酒を作る場合はアルコール度20%以上のお酒を使って作ることが必要です。理由は、アルコール分が低いと、条件によっては「新たな発酵」があるためです。そしてこの『梅酒にしたらおいしい原酒』はアルコール度数が20度なので自家製梅酒に使用できるという訳です。

 作り方の詳細はこちらのYoutubeを見てみてください!

作った梅酒の楽しみ方

1か月くらい日光の当たらない涼しい場所で保管しておけば梅酒の完成となります!

ただここからが自家製梅酒の楽しいところ!

1か月目、3か月目、半年と時間とともに味や深みが変わってくるので、味わいの変化を楽しむのもおすすめです!

昨年漬けた梅酒がある方は、今年のものと1年ものとで飲み比べてみるのもいいですね。

みなさまも是非、”梅仕事”で季節を感じてみませんか?