8月も終わりに近づき暦の上では立秋を迎え秋に向かっていますが、まだまだ暑さは続きそうです。

この時期あまりの暑さについつい冷房がかかった部屋にこもってしまいがちですが、冷房や冷たい飲みものばかりだと体が冷えてしまうこともあります。

そんな時にあえて夏にぬる燗で優しく夏の晩酌を楽しんで頂ければと思い、本日はぬる燗でおすすめの日本酒をご紹介いたします。

冷たいお酒の落とし穴

夏はついつい冷たい飲み物ばかりになりがちですが、実は冷たいお酒は酔いに気付きにくいという事をご存じでしょうか?

冷酒は体温と違いがあり、身体への吸収が遅い分、時間が経ってから酔いがきます。

そのためついつい飲みすぎてしまい、気づいたときには結構酔っぱらっているということがあります。

そんな中、燗酒の特に40℃くらいのぬる燗は体温に近い温度ですので、吸収が早くどのくらい飲んでいるかがわかりやすいうえに、胃や腸にも負担が少なく、疲れた夏の体におすすめの優しい飲み方です。

ぬる燗でおすすめの日本酒

純米本地酒

澤乃井の燗酒でおすすめなのがこの純米本地酒です。ふくよかな甘味とやさしい酸味のバランスのとれた味わいは、常温~ぬる燗でより旨さを感じていただけます。
2019
年、2020年には東京国税局酒類鑑評会にて燗酒部門の優等賞を受賞したまさにぬる燗にぴったりなお酒です。

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生酛純米吟醸 東京蔵人

昔ながらの伝統技法である生酛造りで仕込んだ純米吟醸酒。米を磨くことで軽快で洗練された旨味を味わえる吟醸酒と、重厚で味わい深い生酛造り、そんな一見相反する要素をかけあわせた、新旧の良いところを融合したお酒です。ぬる燗でお飲みいただくと旨味、酸味、そして滑らかな口当たりがバランス良く感じていただけます。フランスのソムリエが集まるKura Masterでも賞を頂いているおすすめのお酒です。

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精米歩合に関しては、是非下記のブログを読んでみてください。

なんでお米を削るんだい?

純米 銀印

澤乃井のお酒の中でお米のうまみを一番生かしたお酒が純米銀印です。
精米歩合80%とあえて低精白で仕込んでいて、すっきりとした飲み口の中に濃醇な旨味が広がります。ぬる燗で飲んでいただくと、まろやかな旨味がさらにふくらんで、味わいに深みが増します。

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いかがだったでしょうか?

冷たい飲み物もおいしいですが、体に優しいぬる燗で夏の夜をゆっくり優しく過ごされるのも夏を乙に乗り切る一つの方法かもしれません。

皆様の夏に楽しさと優しさを少しだけ追加できたらうれしく思います。